不動産の用語集

不動産に関する用語集です。

仮換地とは

公共施設の整備改善や宅地の利用増進を図るために行なう土地区画整理事業において、換地処分の前に、地権者用に割り当てられる仮の換地を「仮換地」といいます。土地区画整理事業は、広範囲の土地の区域にわたって行なわれる事業であり、また、こうした事業は非常に長期間を要することが多く、施工全区域について同時に移転工事等を完了することや地番整理を行なうことが不可能であるため、「仮換地」という制度があります。この制度は、建物の移転や公共施設の工事を行なうために必要な場合に、事業開始以前の宅地に換えて仮に使用または収益することのできる土地(仮換地)を指定するものです。

なお仮換地とは、換地予定地にあたり、一時的な仮の換地を意味するものではありません。

換地とは

換地とは、土地区画整理事業の用語です。

土地区画整理事業では、個々の土地所有者から、土地の一部を提供してもらい、新たに道路や公園等の公共施設を整備します。

 なので、従前の宅地と従後の宅地では、その形や面積、位置などが変わります。
この従前の宅地の代わりとして交付された宅地のことを「換地」と呼びます。

取引態様とは

取引態様とは、その不動産取引に関与する不動産業者が、取引において、売主・買主とどのような関係か、どのような立場なのかを明らかにしたものです。

取引態様は、主に「売主」「代理」「媒介」の3つからなっています。

ワイドスパンとは

部屋の横幅(間口)のことを指し、この横幅が広いものをワイドスパンといいます。

外と接している部分が広いほど日当りと風通しが良くなりますので、ワイドスパンになるほど快適になります。ただし、ワイドスパンを中心に設計すると、1フロアあたりの住戸数が減るので、住戸価格が高くなるケースが多いようです。

日影規制とは

日影規制とは、「日影による中高層の建築物の高さ制限」の略で、日影による中高層の建築物の高さの制限により、住居系用途地域、近隣商業地域、準工業地域または、無指定区域における日照を確保することです。

2項道路とは

2項道路とは、4m未満の道路のことです。

建築基準法42条2項に定められた道路なので「2項道路」、または「みなし道路」と呼ばれています。

平成4年の法改正により、特定行政庁が指定する区域内においては原則として幅員6m以上が道路として取り扱われるが、この6m区域指定を受けた場合は、道路の中心線から3mが道路境界線とみなされます。

スケルトンとは

スケルトンとは、簡単に言うと骨組みのことです。

賃貸物件などにおいては、内装工事などを施す前の状態をさして、スケルトン物件などと言います。

スケルトン状態の販売では、マンションを購入した人が、別途で、内装工事などを調達する必要があります。間取りや仕上げなどを自由に設計できるメリットがありますが費用は高くなります。

区分所有権とは

区分所有権とは、分譲マンションなどにおいて、区分所有者が自分の専有部分について持っている権利のことです。マンションは、区分所有者の専有部分と、共用部分から成りたっています。

分譲マンションには、借地権つき分譲マンションでない限り、自動的に敷地の所有権もついてくるわけですが、どこからどこまでが誰の敷地ということではありません。

オーナーチェンジとは

オーナーチェンジとは、物件を賃貸している所有者(オーナー)が、賃借人がいる状態のまま他者へ売却することです。通常賃貸中の物件はこのような取引となるケースが多くあります。

ローン特約とは

ローン特約とはローン契約が組めなかった場合契約を解除することが出来る特約のことです。

買い主が、金融機関やローン会社からの融資を前提として購入をしようとする場合、融資を受けることができなければ、不動産の購入自体が難しくなってしまいます。

そのため、あらかじめ予定していた融資が金融機関等によって承認されなかった場合には、買主は不動産を購入する契約を解除して、契約を白紙に戻すことができるという特約を盛り込むことがあります。

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